関係者からのメッセージ

2010年6月21日

はやぶさ〜Well come Back to Home!〜

ジャズピアニスト、作曲家 甲斐 恵美子

7歳になったはやぶさ君。
いよいよ今月6月に地球に帰ってきます!

私は、はやぶさ君がまだMuses-Cと言われている時に彼に会いに行きました。
なぜなら、Muses-Cのプロジェクトチームの方たちから、「僕たちのロケットにテーマ曲を作って!」との依頼があり、曲の構成を考えていたからです。
最初に目に飛び込んできたのは、真っ白い本体に金色の衣装を着た美しく、またかわいらしい姿でした。身の丈私くらい(私152センチ)巾はわたしが寝っ転がったよりもう少しありました。
まあ!こんな小さな子が、遠くの火星の外の小惑星まで行って、星のかけらを取ってくるなんて、なんて勇気があるのでしょう!
と、しばしはやぶさ君と色々とお話しをしてきました。
はやぶさ君の任務を考えてみると、人間の一生の様に思えてきました。
そうして出来たアルバムが、CD『Lullaby of Muses』でした。

長い旅で疲れ切ったはやぶさ、その忍耐と努力は計り知れないものだと思います。
そのはやぶさのお父さん、お母さんたち、科学者たちの祈りは、また新しいはやぶさ2として新しい創造の力になっていくと信じています。


筆者紹介

甲斐恵美子さんは、「はやぶさ物語〜祈り〜」などの映像作品でも使われた「はやぶさ」応援ジャズアルバム"Lullaby of Muses"を手がけてくださいました。
甲斐さんの作品には、しし座流星群ライブ中継のテーマ曲や山崎直子宇宙飛行士に捧げるアルバムなど、宇宙に縁のある楽曲が数多くあります。(delta-V)

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